海外企業視察ツアーのメリット・デメリット

私は、年に1回程度、海外企業視察ツアーに参加する。 なぜかというと一石三鳥だから。 1、通訳とガイド付きで海外にいける。 2、企業に訪問できる。 3、質の高い人達と出会える。 1つめは海外に行ける、という当然の価値がある。 はいうまでも無いでしょう。 現地の通訳と、在住のガイドとともに、バスに乗って昼はツアーで視察先を回る。 ここで、歴史のこと、文化のこと、は当然、観光のことから、夕食でおすすめの店なども教えてもらうことは可能。 こちらが聞けば、の話だが。 夜などに自由時間が多少はあるのが普通。また自分にとっていく必要のない、プログラムがあれば、そこだけ別行動をさせてもらえばいい。 2つめは現地企業に訪問できること。 一般で現地企業にいれてもらい、企業やオフィスの説明や質疑応答の対応してもらうことはなかなか通常では考えにくい。私はいままで、企業以外にも、大使館で説明をしてもらったり、現地で日本語を学ぶ留学生たちと食事会をしたり、という経験をさせてもらった。企業視察はある意味お金をどれだけ積んでもできない経験なので、価値は高いだろう。 3つめは参加者の質が高いということ。 視察ツアーとなるとおよそ1週間、金額にしても50万円前後はかかってくる。となると、一般の人材ではなく、経営者もしくはそれに近いひとたちの割合が多い。こういう人達と一緒に移動し、話をしていると、自分の意識は引き上げられる。一般のツアーに参加しているであろう、無知な大学生や、品のよろしくない主婦の方などはいない。 国際感覚、行動力、語学力、教養などは高い。ここで人脈を作って、仕事の関係になったというのは珍しくない。 もちろんデメリットもある。 上に対応して言えば 1つ目は、自由時間が少ない。バスで全員移動なので、自由行動などするのであれば、1日か半日単位もしくは自費でのタクシー移動を強いられるだろう。 2つめ。自分で企業を選べない。視察先の企業も先方の都合で急遽キャンセルとうことも珍しくない。 3つめ。参加者はすでにコミュニティが偏っていることが多い。私はいつも飛び込みでいくのだが、いままで「自分以外は全員同じコミュニティに属していて、別会社の社員旅行に参加している気分だった」ということもあった。 いつも、その主催者周りの人脈が多いので、「前回は〜〜だった」、とか「あの人は〜〜だった」、みたいな会話はついていけないので、浮いている感がすることもある。

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