ホラクラシー型経営・全員評価制度とは?その1〜働く時間を半分に、利益は2倍に〜

僕の経験と価値

 

僕の経験でみなさんに何が一番役にたてそうか、と考えたら、やはり小さな会社を効率良く経営してきた経験に尽きる。
で、これから小さな会社(従業員30名以下)の経営者に向けて書いていこうと思います。

 

ホラクラシー(Holacracy)経営については、

 

この概要は、以前に書いた投稿を参考にしてもらえると有難いです。

 

全員評価制度(360度評価とも)。

 

で、ホラクラシー経営(Holacracy)としてはじめたのが

 

全員評価制度(360度評価とも)。

 

ま、この言葉自体は珍しくないですし、中小〜大企業まで増えていますね。

 

ただ、弊社の全員評価制度のポイントを挙げていくと、ちょっと変わっていることにきづいてもらえると思います。

 

1、評価は『毎月』。普通は3ヶ月か6ヶ月に1回ですよね。

2、アルバイトから社長まで全員が全員を評価できる。アルバイトの人が社長を評価する、なんて珍しいでしょうね笑

3、評価にコメントをつける。もっとよくなってほしい、というポジティブなコメントを書いてもらっています。

4、判断基準をわかりやすくし、審判をつける。ここは難しいんですが、あまりにも幼稚な、もしくは矛盾した採点に関しては社長の僕が、ヒアリングを行います。ただし、その採点は有効とします。

5、スコアをつけ、上位者はクオーター(3ヶ月)に1回表彰。この表彰には賞金がつき、さらにはインセンティブ獲得権利もつきます。

 

これでいま3年近くやっています。

 

よかったな〜、と思うことは、

 

・現場の声が反映されるので、社長が会社にいなくても異変がわかる。
・スタッフ間で評価されるので、スタッフからしてもより納得性が高い。
・社長が人事評価で悩む時間はほぼゼロになる。

 

欠点はというと、、、

 

・スタッフ目線なので、経営的な貢献どより、現場での頑張りが評価される。例えば、来年の1,000万円より、今月の100万円の方が評価される。採点の仕方はどこまでいっても正解がない。
・社長も容赦なく評価されるので、精神的リスクにさらされる。笑
・アルバイトの人で人を評価するのは嫌だ、というスタッフが出る。これは健全で、働き方によって「選択式」にした。

 

次回より、上の5点について、解説していこうと思います。

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