僕が20代にどうやって自由になったか〜その4〜インターネット学校

〜この文章はmixiに2007年4月に書いたものの転載です〜

 

学校探し

 

当時考えていたのは

 

「不労収入をつくって、自由な時間とお金を手にして、旅にでよう!」
懐かしい。今考えるとアホの子の発想やな(笑)

 

でもシンプルでGOODだ。

 

当時、お金やビジネスに関する本は読みまくった。
むさぼるように読んだ。
真夏にポカリを飲むかのように、まさにグビグビ本を読んでいた。

 

そこで出た結論は、

 

「インターネットを使ってビジネスを始めること」

 

そこで、僕はインターネットの環境にある職場を探した。
PC知識がゼロの僕が勉強できるのは、それが最短ルートだ。

でもどこも雇ってくれないだろう。スキルもない俺なんて。
とりあえず受けてみようと思った。

 

履歴書に
「2週間タダ働きでいいので使ってください。採用はそっからでいいです。」
とか自分なりに考えて書いて、送りまくった。
僕は真剣だった。

 

落とされたり、受かってもパソコンをあまり触れない仕事なのでジタイしたり、時間だけがすぎていった。
やっぱスキルもない人間がそんな都合のいいこといったらあかんのかな~。

 

お金もなかったので、バイトをしながら職業訓練所のPC講座を受けようと考えた。

 

が、そのハローワークの近くのネットショップが採用を募集していた。
ついでやし、最後にいってみようと思った。

 

で、僕は開き直って語った。

 

「僕は売り上げには貢献できると思います。」

 

前の会社で感じていた、リアル販促の限界、ネットの集客の可能性を語った。

 

カイシャからすると、こんなことを言う奴は真偽はともかく採用しないわけにはいかんだろう。

 

結果合格した。

 

おいおいマジかよ?
と内心思ったが、もうやるしかない。

 

アルバイトという形だったが、
いきなりクリック広告を任された。というか投げられた。

 

最初の1ヶ月はきつかった。
だってパソコンほんまにわかってないんやから。
英語が出来ないやつが、アメリカの会社で働くようなもんやろう。
この頃、僕は怒られまくっていて、すぐ辞めるだろうと思われていたようだ。
(でも実際しんどかったのは僕ではなく、当時の教える側の人間なのだ。○よしさん、その節はどうもありがとうございました。)

 

そっから本を買いまくって、読みまくったり、ラストまで残ったりしてなんとかついていった。

 

結果が出たり出なかったりしたが、評価は徐々についてきた。

 

そして評価がついてくると、大きい仕事がついてくる
仕事がついてくると、経験がついてくる。
経験はいずれ現金を生む、ということを僕は知っていた。

 

経験が経験を呼ぶ

 

一日で1000万円も売るようなモンスターショップ。
ここで僕は経験を確実に積ませてもらっていった。

 

途中仕入れなんかもするようになり、400万円の仕入れとかを自分の判断でさせてもらっていた。
海外からの電話を出来ない英語で受けたり、
インド人資産家の息子と飲みにいったり、
かなりおもしろかった。

 

それにしてもここの社長(35歳)からはあまりにもたくさんのことを学んだ。

「この世にはな、教師と反面教師しかおらんねん。」
「おれはこのカイシャを儲かるからやってるんじゃない、おもろいからやってるんや。」
「相手も儲かるようにしてやれ。そうじゃないと長続きせえへん。」
「バブルがはじけて、ベンツを降りることが出来た奴は残ってる。ベンツを降りなかった奴は消えていった。」

 

僕はこの社長の考えを脳にインストールしようと思った。
一字一句聞き逃さなかったし、質問しまくった。
この社長もアウトローやったな~
ストーリーがめちゃくちゃおもろい。
脱サラして、海外に旅に出て、帰って漫画喫茶はじめて、ネットショップやるために、漫画喫茶ごとヤフオクで売って、
今は年商20億くらい。
なんともディープな人生。

 

そんな名言の中でも、いちばん好きなんは

 

「金で幸せになれると思ったら大間違いや。」

 

 

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