〜この文章はmixiに2007年4月に書いたものの転載です〜
新入社員を見て思うこと
この4月、TVで新入社員の働く姿、とかやっているのをよく見る。
そのたび、思う。
「あそこには帰りたくない・・。」
僕はいま、会社には雇われていない。
カッコいい言い方をするなら市場(シジョウ)に雇われている。
ぼくは会社員でもなければ、アルバイターでもなく、社長でもない。たぶんニートでもないんだろう。親父の会社はたまに手伝うが給料は1円ももらっていない。
最近は職業の欄に個人事業主とか自由業と書いている。
お金も時間もかなり、自由になってきた。
僕の目指す理想のライフスタイルに近づきつつある。
・・思えば、ぼくは自分の人生を自由に生きたかった。
僕は月曜のランチくらいは自由に頼みたいし、
チェスくらいは自分の思うように指したいし、
MIXIでの文章くらいは自由に書きたいし、
海外旅行くらいは自由にやりたいし、
自分の人生くらい自由にやらせてほしい。
思うようにさせてほしかった。
隣のやつとかナナメ前のやつとかにやいやい言われたくない。
「最低でも3年はやってみろ」?
会社に入ると、よく
「最低でも3年はやってみろ」
というがおれはそうは思わない。
じゃあそいつのいうことを聞いて3年働こうって決めて、
いやなことをやり続けたとしよう。
で、そいつが交通事故か何かで2年目で死んだらどうなるんだ?
そいつにとってそれは納得のジンセイなのか?
その3年やれって言ったやつはそいつの人生に対して責任をとれるのか?
っていうか3年の意味が分からん。
3年やってても何も進歩してない奴は死ぬほどいるし、3ヶ月でもそいつ自身をフルに出して、周りに貢献してる奴もいる。
そもそも、ぼくにとってカイシャっていうのは自動車学校だ。
隣には教官がいるし、学校内ではぶつけてもたいしたことにはならない。
カイシャに雇われずに生きるということは、自分の車で公道に出るということだ。そういう生き方のスタンスの話だ。
迷子になるかも分からんし、
事故っても「初心者でした」ではすまへんし、
知らぬ間に交通違反をしているかもしれない。
その代わり、自分で好きなときに好きなところにいける。
わるくない気分だ。
ジンセイの個人旅行って何やねん、はげ。
と言われそうなんで、
きょうから
ぼくが23歳の時から、
ジンセイの個人旅行者に憧れて、
彼らみたいになりたくて、
お金と時間をひたすらに追い求めてきた
この3~4年をサクッと振り返ってみよう。
この文章を2004年の春、新卒の入社初日、親が死んだかのようなテンションで地下鉄に乗り込む、あの日の自分にささげたい。
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