マズローの法則ってあるけど本当なの?
先月、死にかけて考えた。
社内向けに送ったメッセージから。。。
30時間くらい何も飲まなかった・・・。のは生まれて初めてかも・・
飲みたかったが、飲めない・・・。
というかツバも飲めなくなるレベルは初めて。
ポカリを一口飲もうと思ったら、むせて、吐き出して、気絶するんじゃないか、とのたうちまわった。
普通のうがいでさえも、激痛で涙が出てくる。
タクシーに乗っても、行き先を言うために喉を使うのが苦痛でしょうがない。その時でも、思ったのは、飲みたいなー。と。
「いまおれの夢は、冷たい水をグビグビ一気飲みすること」
ってきょうの帰り途ずっと思っていた。
ビールなんて夢のまた夢。そもそも
体温も37~38度で汗も出てきて、何も飲めないのはきついし、危険じゃね?って思ってくる。
確かに
病気で寝込んでいたら、「寝たい」と「飲みたい」だけだった。
仕事のことやテニスのことは考えなかった。
そらそう。
マズローの欲求5段階説でいうと、
まずは生理的欲求。
・安全欲求
・社会的欲求
・尊厳欲求
ではじめて
「何がやりたいか」の自己実現欲求がでてくる。
でも、思った。
逆じゃないか、と。
死にかけて、
のたうちまわって、
意識朦朧となって
仕事どころか、
友人からのLINEやFacebookのメッセージさえも
返せない。
その中でも、かすかに脳裏に浮かぶもの。
それでもどうしても忘れられないもの。
そんなものがあるとしたら、
それが、それこそが
本当の価値観のコアじゃないか、と。
つまり生理的欲求があり、安全欲求が満たされ、じゃなくて、
生理的欲求と同じくらいのレベルで欲しているもの
それこそがその人の価値観であり、ミッションなんじゃないか、と。
つまり。。。
自己実現欲求<生理的欲求
なんじゃないのって。
僕にもそれがあった。
仕事やテニス、コンサル、そういう類のものは極限状態の中では出てこなかった。
もし、ここで音楽のことを考えるなら、それが本質だと思うし。
お笑いのことを考えているなら、それがコアになるだろう。
家族のことを考えるなら、それが価値観と言える。
ジョコビッチは、
セルビアで空爆の中、夜は防空壕で眠り、昼はテニスをした。
極限状態では僕たちを裸にする。
水を飲まないと死ぬ。
眠らないと生きていけない。
◯◯がないと人生じゃない。
この◯には何がはいるかな?
頭で考えるんじゃなくて、感じてみよう。
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