リーダーで構成される「審議会」というのを作った。
給与申請など重要なことは、そこで議論し、最後に多数決を取り、51%以上であれば、採用となる。
申請
↓
審議会で発表
↓
質疑応答
↓
投票
↓
51%以上で、採用。
ここのポイントは、
社長から権限を奪う、ということ。
零細、中小企業では社長や専務など一人の人に権力が固まりすぎている。
それがスピードをもたらすこともある。一方で一人の主観によるので、好き嫌いや、見えている範囲で偏りがでてスタッフの納得感が低下する。
私の場合は、自分のアナログ的な決定で7〜8年やってきて、限界を感じた。
アナログで決めると、面倒で時間がかかるのだ。
給与をあげてほしい、という人に対しても、はっきりと答えが言えない部分があるし、さらにその話し合い自体も時間として無駄なのだ。
また給与が下がるべきスタッフに対しても、社長の私が考えて決めるのも面倒だった。
なぜかというと、給与の額やその時期において明確な基準がないからだ。
そこで、いろいろ考えたり、スタッフの人と上げる、下げる、と話し合ったりすることが無駄な時間と労力になる。
これをはじめてまだ2ヶ月程度、という実験段階ではあるが、社長の私から少しは権限が外されていくのを感じる。

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